はじめに|30代こそ「お金」と「人生設計」を学ぶ絶好のタイミング
20代の頃は勢いで生きてきたけど、30代になると「将来のお金」「働き方」「老後の不安」が現実味を帯びてきますよね。
私自身も、将来にモヤモヤを感じていたときに、ある3冊の本と出会って「人生設計」への意識が大きく変わりました。
今回は、30代で読んで人生観が変わったと実感した実用性の高いお金の本を3冊ご紹介します。
30代で読んで人生観が変わった本3選【厳選理由つき】
①『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』|知識こそが最大の資産
- 【著者】橘玲(たちばな あきら)
- 【ジャンル】人生設計、税・法律リテラシー、資産形成
- 【出版】幻冬舎
「この国で普通に暮らしていたら、ずっと搾取され続けるだけだ」
衝撃的なこの一文から始まるこの本は、「日本という国の仕組み」「税金と社会保障の罠」「リスクを最小化しながら豊かになる方法」について、知識武装するための本です。
「お金持ちになる人と、ならない人の違いは“情報”と“行動”だけ」という考え方。
年収を上げるのではなく、**“自由な時間”と“選択肢”を手に入れるための知的戦略”**に目覚めました。
🔹おすすめしたい人
- 会社に依存しない生き方を考え始めた人
- お金のことを真剣に学びたいけど何から始めていいかわからない人
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ【電子書籍】[ 橘玲 ] 価格:743円 (2025/8/4時点) 楽天で購入 |
②『金持ち父さん 貧乏父さん』|“お金の教育”を親から受けていないあなたへ
- 【著者】ロバート・キヨサキ
- 【ジャンル】金融教育、資産運用、マインドセット
- 【出版】筑摩書房(日本語版)
「お金持ちは“お金のために働かない”。お金を自分のために働かせる。」
これはまさに、学校では教えてくれなかった“お金の本質”を学ぶ本。
私が30代で読んだとき、「これ、もっと早く知っていれば…!」と本気で思いました。
“資産”と“負債”の違いや、サラリーマンとしての働き方がいかに脆いかを論理的に教えてくれます。
この本を読んでから、「給料=収入」ではなく「資産を作ること」が収入であるという感覚を持てるようになりました。
🔹おすすめしたい人
- 毎月の給料だけに頼る人生から抜け出したい人
- お金の不安を根本から無くしたい人
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ] 価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/8/4時点) 楽天で購入 |
③『敗者のゲーム』|「勝つ」投資ではなく「負けない」投資を選ぶ
- 【著者】チャールズ・エリス
- 【ジャンル】長期投資、インデックス運用、資産形成哲学
- 【出版】日本経済新聞出版
「市場に勝とうとするのではなく、“市場とともに歩む”のが最善」
『敗者のゲーム』は、投資本の中でも異色です。
ギャンブルのような投資ではなく、“負けないこと”が結果的に資産を増やす近道であると説いています。
この本から、「インデックス投資」や「長期的な視点」の大切さを学び、派手さはないけれど堅実に資産形成していく道を選べるようになりました。
🔹おすすめしたい人
- 投資を始めたいけど怖いと感じている人
- 手堅く資産形成をしたい全ての初心者
敗者のゲーム[原著第8版] [ チャールズ・エリス ] 価格:2,200円(税込、送料無料) (2025/8/4時点) 楽天で購入 |
行動することで“人生が整い始めた”実感
これら3冊は、知識として読んで終わるのではなく、行動に落とし込むことが大切だと感じました。
私はこの本たちを読んでから:
- 積立NISAを始めた
- 支出を「資産になるか/ならないか」で分けて考えるようになった
- 税金や制度を理解しようと「FP3級」の勉強を始めた
どれも劇的ではないですが、“整ってきた”という感覚が日々少しずつ強まっています。
まとめ|30代で人生の土台を整えるなら、まずこの3冊
この3冊の共通点は、「人生のルールを知り、コントロールするための視点」を与えてくれることです。
- 知識がないと損をする社会でどう生きるか(黄金の羽根)
- お金のマインドを切り替える方法(金持ち父さん)
- 投資で失敗しないための哲学(敗者のゲーム)
30代というのは、“知ること”と“動くこと”のどちらにも遅くない、絶好の時期。
あなたも、ぜひこの3冊を手に取ってみてください。
「知って、動く」ことが、人生を整える第一歩になります。
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